1月読本まとめ

備忘録ということで。

1月の読書メーターをまとめてみました。


2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2740ページ
ナイス数:72ナイス

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想
★★★★☆ 行天のキャラが最後までつかめない。けれど、そんなキャラが憎めない。個性的なキャラクターが多数出てくる中で、やはりいちばん目を引くのは行天。まほろという架空の街が本当にあるように思えてくる。三浦しをんさんの小説は、スッと入ってきて読みやすい。続きを読みたい。
読了日:1月31日 著者:三浦しをん
ヘヴンリー・ブルー (集英社文庫)ヘヴンリー・ブルー (集英社文庫)感想
★★★☆☆ 再読。天使の卵天使の梯子に続く三作目。夏姫の一人称で綴られる物語。こんなにも歩太への想いで溢れていたのだなあ、と改めて。人を好きになる、って本当に簡単なのに本当に難しい。
読了日:1月28日 著者:村山由佳
天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)感想
★★★★★ 再読。天使の卵、では春妃に憧れるけど、こちらを読むとやはり夏姫が好きになる。言葉をぶつけるのは簡単だけど、一度ぶつけてしまった言葉を取り消すのは簡単ではない。ましてや、聞けない状態になってしまったら、弁解もできない。「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ」本当にその通り。慎一に出会えたことは、夏姫にとっても、歩太にとっても幸せなのだろう。春妃の歳を抜かしたら、もう一度読みたい。
読了日:1月26日 著者:村山由佳
ノエル: -a story of stories- (新潮文庫)ノエル: -a story of stories- (新潮文庫)感想
★★★★★ 「光の箱」「暗がりの子供」はstory sellerで既読。その2つに「物語の夕暮れ」「四つのエピローグ」をあわせた計四篇。与沢さんの感覚は分からないでもない。自分の思い描いた物とは違ってしまったイマ。そして、唯一を亡くしてしまったとき、考える、自らの死。でも、「四つのエピローグ」で、全てがゆるく繋がる。そして、明るくほのぼのとしたラスト。好きです。
読了日:1月26日 著者:道尾秀介
Story Seller annex (新潮文庫)Story Seller annex (新潮文庫)感想
★★★★☆道尾秀介「暗がりの子供」前回のストーリーセラーに収録の光の箱の2人が少しだけ出てきて嬉しい。小さな子供だからこその感情。私にも年の離れた弟がいるので少しだけ、気持ちはわかる。からこそ、痛い。 ★★★★★近藤史恵「トゥラーダ」またまたロードレース。この作者のシリーズ、もっと読みたい。 のこりはコメントへ
読了日:1月24日 著者:
天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)感想
★★★★☆ 再読。ど直球なラブストーリ。昔読んだときは歩太より歳下で、今は歩太より歳上だけど春妃よりは歳下。昔と今じゃ感想が違うので、春妃より歳上の時に読んだならば、また違う感じ方をするのかもしれない。人を好きになるって、簡単じゃない。春妃のような魅力を持つ人になりたい。
読了日:1月24日 著者:村山由佳
ストーリー・セラーストーリー・セラー感想
★★★★★ sideAとsideBの2編で構成されていて、sideAは短編集のストーリーセラーに収録。わたしは短編集で初めてsideAを読んだ。生きる、ということを考えさせられる。1人ではないのだと。自身の大切な人が病に倒れた時何ができるのだろう。自身が病に倒れたら何を残してあげられるのだろう。有川さんらしい文体だからこそ、重すぎずスッと入ってくる。印象的なフレーズがあって個人的にはかなり好み。そして、sideBの旦那様がもうかなり理想、好みで有川さんの創り出すキャラクターはズルい。有川さんズルいです。堂
読了日:1月12日 著者:有川浩
Story Seller (新潮文庫)Story Seller (新潮文庫)感想
伊坂幸太郎「首折り男の周辺」★★★☆☆ 伊坂さんらしい作品といえば伊坂さんらしい。私にとって、伊坂さんは長編で読みたい作家さん。ということで、星3つ。ああ、でもフィッシュストーリーは短編集だけど好きだなあ。ということで、首折り男のための協奏曲(?)を読んでみたい。 続きはコメントへ。。。
読了日:1月12日 著者:

読書メーター


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1月の読本は8冊。

週に2冊のペース。

意外と読んでませんでした。


クロサキ